銅鐸 青の時代

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日本人の心の原点は何なのだろう。

その答えを「銅鐸」に感じ、美しい形に心を奪われ、何年も描き続けるうちに、「単調なリズム・没個性」といった表現形式に到達しました。

円形や四角、曲線の繰り返し。

それも美学の一つとして捉えたのです。

「位相・一見同じようで少しばかりの揺らぎ」や「相似・一見ようで少しばかりの揺らぎ」や「相似・一見同じものの反復」に行き着きました。

一寸した心の揺らぎ、ずれ、揺るがないフォルムなどを持ち色に収斂させていったのです。

- 来住しげ樹

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